間が空いてしまいましたが続きです、、、
外壁の塗装が終わったので、次はRC(コンクリート)塀の塗装です
クラック(ひび割れ)と塗膜剥離が数か所ありました


天板がこんなに塗膜剥離している箇所も

この塀は吹付けタイル仕上げなんですが やはり天板の吹付け仕様はダメですね
吹付けした凹凸の天板に雨水が溜まり その後躯体と経年劣化した塗膜の間に徐々に
雨水が入り込み塗膜剥離を引き起こすのだと思います
十数年長持ちする場合もありますが ほとんどの場合このような状況になりますね
これを回避する為に毎回このように天板面の吹付け模様を剥離剤で処理することに
しています
天板を平らにすることで 雨水を溜まり憎くするのが目的です
この事例を知っている建築屋さんや塗装屋さんは 新規工事の時から天板に吹付けを
行わず 色仕上げのみで施工しています
こんな感じで剥離していきます


とっ、ココで問題発生‼
見つけちゃいました!イタ~い塗装屋さんの適当な仕事を、、、

最後の最後でコレですよ!
剥離した下に見える黄色い物体、、、塗装屋さんやクロス屋さんが使う内部用のパテ
なんです、、、

外で使う材料じゃないんですよ、コレ
こちらです↓

考えられる理由を説明します
奥にチラッと見えるのがお隣様の塀
そして水色に見えるのがスタイロフォームという断熱材です
基礎工事などでもよく使われるモノです
今回の場合 お隣様の塀が先に建てられその後に塀を新設したので そのお隣様の塀と
干渉しない様に挟み込まれたのです
これまたよくある施工方法です
この後が問題で スタイロフォームとRC(コンクリート)塀の境目の段差を解消する
ためパテ処理を行ったのだと思います
『内部用のパテ』で!(笑)
こんなやり方で長期的に保つ訳無いんです!
同業者としてお恥ずかしい限りですね、、、
剥離しないで既設塗膜の上から塗装していたら 間違いなく数年以内にクレーム‼
『剥がれてきましたけど?』って電話が来ます
塗装って 1度でも塗ると少なからず元の状態よりもきれいになりますから、、、
下地がこんな状態だとは思いませんしね
お客様にも経緯を全てお話ししたら驚かれていました
この箇所はコーキング材で不陸防水処理を行い塗装しました
がっ!撮ったハズの画像は何故かありません、、、申し訳御座いませんm(__)m
仕上がりはこんな感じです↓


悪質な塗装屋さんには気を付けましょう!
やはり 施工中の画像撮影や動画撮影は証拠として必要なんです
トーケンペイントはご希望があれば お引渡し時に施工画像をお渡ししてます
そして自社でも全てこの施工画像や施工動画を管理・保管しています
これが工事を施す立場の業者として信用の一つだと思っています
お問い合わせは
色のデザイン トーケンペイント プランニング